坂の途中にある、東西に細長い敷地。
西側が道路に接する、北側斜線の厳しい地域である。
施主は料理好きの芸術家。キッチンを核とした家の計画がスタートした。
敷地条件から、地下にガレージを配置し、キッチンに直接アプローチできる計画とした。
地下には食品庫を兼ねる倉庫を設け、いつも食品で満たされる環境を確保した。
エントランスと階段スペースを挟み、東にアトリエ、西にダイニングキッチンを配置し、スキップフロアーで繋げた。
施主はアトリエで絵を書き、お腹がすくとキッチンで料理をする。庭ではジャガイモやハーブなどを栽培する、ロハスな生活を目指している。