武蔵村山の家
Photo : 繁田 諭
はじめて計画地を訪れた時、生垣の向こうに見える大きな瓦屋根の母屋と、その奥に姿を見せる蔵がとても印象的でした。
その旧家屋の建て替えにあたり、設計者として提案するテーマに責任と重みを感じました。
デザインを模索して辿り着いたのは、新しい建物と蔵の双方が引き立て合い、周りの建物とも調和する、和の趣に軽やかさと楽しさを加えた自由な空間でした。
軒が連なる切妻屋根と、旧家屋で使われていた障子を組み込んだ開口部は、どこか懐かしさを感じさせます。
一方で性能面は最先端の建材を使用した高気密高断熱住宅として、HEAT20のG2、東京ゼロエミ住宅水準3を取得しています。
この性能を生かし、小さなエネルギーで快適に過ごせるシンプルな空調が実現しました。
冬は基礎コンクリートの蓄熱性を利用した床下エアコンを稼働し、夏は2階から吹き抜けにエアコンの冷気を下ろす事で、空調の風を直接感じない心地よさを得る事ができました。
その旧家屋の建て替えにあたり、設計者として提案するテーマに責任と重みを感じました。
デザインを模索して辿り着いたのは、新しい建物と蔵の双方が引き立て合い、周りの建物とも調和する、和の趣に軽やかさと楽しさを加えた自由な空間でした。
軒が連なる切妻屋根と、旧家屋で使われていた障子を組み込んだ開口部は、どこか懐かしさを感じさせます。
一方で性能面は最先端の建材を使用した高気密高断熱住宅として、HEAT20のG2、東京ゼロエミ住宅水準3を取得しています。
この性能を生かし、小さなエネルギーで快適に過ごせるシンプルな空調が実現しました。
冬は基礎コンクリートの蓄熱性を利用した床下エアコンを稼働し、夏は2階から吹き抜けにエアコンの冷気を下ろす事で、空調の風を直接感じない心地よさを得る事ができました。
DATA
工事種別 | :新築工事 | 敷地面積 | :523u | 設計監理 | :コエタロ デザイン オフィス / 阿川宮鳥 |
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所在地 | :東京都武蔵村山市 | 建築面積 | :151u | 協力 | :ajisai / 内藤陽介 |
用途 | :専用住宅 | 延床面積 | :174u | 構造設計 | :轄笂c涼太郎構造設計事務所 / 坂田涼太郎 |
竣工年 | :2023年03月 | 規模 | :2階建て | 施工 | :且R菱工務店 / 渡邊耕己 |
家族構成 | :夫婦 子供2人 | 構造 | :木造軸組 |